今ファームで行っている作業は、"Pruning"(枝切り)です。
これは栽培の行程のなかでも大切な作業です。
木々は自分を犠牲にしてまでもコーヒーの実に栄養を与えようとするため、枝が多すぎて吸収された栄養が分散されると、木々は葉を枯らし実に栄養を行き渡らせようとします。最終的には木々自体が駄目になってしまう為、不要な枝を切る作業が健康的な実と木々を守る為にも大切なのです。
ここコナでは2通りのPruning法があるようですが、私達のファームでは膝少し上位に残された4~5つの古株から1本ずつ枝を残すようにしています。前のオーナーからこのファームを受け継ぐ前に、3年程Pruningを行っていなかったので、かなり枝が残っている木々が多く、どの枝を残すべきか戸惑います。1本1本の木との対話が必要なんですね。
この画像はコーヒーの実達です。
結果的には4~5本の枝を残すわけですが、内側に密集すると収穫時期のPickingが大変なので、そういったことも考慮に入れて選んでいきます。
もうしばらく、Pruning作業は続きます、、、、