我が家のあるエリアでは、13日からお盆に入っています。
お盆は皆さんもご存知の通り、「お盆」はあの世から現世に戻って来てくるご先祖様や亡き近親者の霊をお迎えして供養する行事のことですね。
ここ埼玉県・日高市に引っ越して来てから分かったことですが、特に私達の住むコミュニティでは昔から行われている風習や行事を、今もしっかり受け継いでいる素晴らしいエリアです。
引っ越してきて初めて迎えたお盆の夜、仕事から帰宅しもうすぐ自宅というところで、道路の両側に灯されていた火が演出する幻想的な夜の通りがなんとも印象的で、感動したものでした。
その火が、「迎え火」ということを知ったのはお盆が終わってからのこと。
ご先祖様達が、生前住んでいた家に迷わず帰れますように、、、、、と願って灯す火。
その道路に面している新居で3年目を迎える私達も、今年はその迎え火を灯したい、、、、
と、パートナーが即席で台を作ってくれました。
我が家には迎え入れるご先祖様はまだいないけれど、このエリアに馴染みのある全てのご先祖様が無事家に戻れますように、、、、
そして、あの世に無事戻ってもらうために灯す「送り火」は今晩。
ご近所さん曰く、こうして皆で「迎え火・送り火」を灯す場所は殆ど残っていないそうです。
こんな時空を超えた家族の繋がりを感じる風習が、いつまでも受け継がれたらいいですね。