今朝は、シトシトと静かな雨音で目が覚めました。
週末のスタートは、何ともドンヨリとした雨模様、、、、
それならと、外出の予定を変更して、新たに入手したコーヒー豆を試し焙煎してみることにしました。
今回の生豆は、グアテマラ・アンティグアの「レタナ農園」で栽培された『イエローブルボン』。
1度は訪れてみたいと思っていたアンティグアは火山に囲まれた盆地で、火山による水はけの良い豊かな土壌、そして山から吹き付ける冷たい空気による昼夜の寒暖の差が生じ、コーヒー豆栽培には好条件な場所のようです。
ちなみに、「レタナ農園」は、もともとカトリックの修道士達の手により運営されていて、「レタナ」という農園名は、その当時の代表神父さんの名前だそうです。
グアテマラの豆もお気に入りの1つですが、何よりもこの豆に興味が湧いた訳は、豆の品種「イエローブルボン」だということ。
通常、コーヒーの種(豆)の実は赤いんですが、稀に黄色い実が成ることがあります。
この農園では、その黄色いブルボン種だけを特別に分けて栽培しているんだそうです。
ネットショップでもご紹介している、『ブラジル・アマレロ(ポルトガル語で「黄色」)ブルボン』も同じく黄色い実から穫れた豆で、大好きなコーヒーの1つ。
この2カ国の黄色いブルボン種の飲み比べが何とも愉しみであり、同じ品種ということで、焙煎前からグアテマラ・イエローブルボンへの期待感も高まります。
それともう1つ、期待が高まっている理由は、生豆の色がとっても深〜い青緑色をしていて香りが良いということ。
前回初めて焙煎した、タンザニアの
ンゴロンゴロ AA ++もなかなか深い青緑色をしていましたが、このイエローブルボンはそれ以上に濃いものでした。
左:タンザニア・ンゴロンゴロ 右:グアテマラ・イエローブルボン
しかも、殆ど欠点豆をハンドピックをする必要のない、綺麗で粒揃いな豆達でした。
さて、この豆達の持ち味をキチンと引き出してあげられるのか、、、、
豆に関する情報や生豆の様子からつくり上げた味のイメージと、実際に試飲した時の印象とのマッチ&ミスマッチ、、、、
そんな豆達と向き合うプロセスは始まったばかり。
そして、そんなプロセスを愉しみながら、後々ネットショップでご紹介出来れば、、、、と思います。
「タンザニア・ンゴロンゴロ AA ++ 」は、ネットショップ "
Cafe Sorte" にてご紹介中です。
お時間のある時に、ぜひ覗いてみて下さい。