最近、寒さも本格化してきましたね。
この寒さを乗り越える策を色々考えているところですが、先日本屋さんで目に留まったのが、美味しそうな「ジンジャー・シロップ」の作り方。
本にはショウガ好きにはたまらないレシピの数々が紹介されていて、ジンジャーエール、ジンジャーチャイティ、ジンジャー梅酒等といった飲み物だけでなく、様々な料理にも活用出来るというのが魅力的でした。
しかも「ショウガ」には、人体の免疫力を高める、身体を温め冷えを取り除く、コレステロールの低下作用がある、鎮痛・抗菌・解毒に強い効果が認められる等々、、、、の効用が期待出来るので、早速家に戻ってジンジャー・シロップ作りに挑戦!
シロップ作りに必要なモノは、ショウガ・きび砂糖・水・スパイス類(粒こしょう、赤唐辛子、ローリエ)・レモン汁。ここで大切なのは、「白砂糖」は用いないということ。
白砂糖は、精製過程でビタミンやミネラルなどの栄養素を失った『酸性食品』です。
人間の体は、基本的に『弱アルカリ性』です。その為、酸性食品が大量に体内に入ると、中和するために体内のミネラル分が使われます。この時、最も多く消費されるのがカルシウムです。
白砂糖は、このようにカルシウム&ビタミン類がほとんど含まれていないので、多量に摂取することによるカルシウム&ビタミンの欠乏から、様々な疾患を招くと言われているそうです。
又、白砂糖は血中に取り込まれるのがとても速く、血糖値が急激に上昇します。
その為、インスリンが大量に分泌され、低血糖も引き起こしやすくなるとのこと。
更に気になるのは、東洋医学で分類すると、白砂糖は『陰性食品』だということ。陰性食品は身体を冷やすモノなので、白砂糖の摂取は「冷え性」にも関係するそうで、、、、
冬の大敵は、この「冷え性」であって、せっかくショウガ効果に期待大のシロップ作りが台無しになってしまいます。
ちなみに、砂糖の中でも『てんさい糖』だけは「砂糖大根」(殆どの砂糖の原料はさとうきび)で、砂糖大根は寒冷地で育つ『陽性食品』なので、身体を温めてくれる作用があるそうです。そして、砂糖大根は多糖類のため、ゆっくりと消化される分、血糖値の上下が緩慢とのこと。
まだまだ食品に関しては知らないコトが多いですが、なるべく身体に優しいモノを選んであげたいものですね、、、、
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