コーヒー豆も農作物なので、他の農作物と同様に『鮮度』は重要です。
生豆の場合は、適所にキチンと保存している限りはそれ程神経質にならなくてもいいんですが、焙煎後の鮮度はどんどん劣化し、酸化していきます。
とはいえ、焙煎直後の豆が一番美味しいのか、、、、
と思うとそうでもありません。
焙煎直後の豆には、二酸化炭素が多く含まれているため、「味が安定していない・落ち着かない」と言われています。
確かに焙煎直後の豆を試飲してみると、味が硬いような気がして、円やかさや甘味・香り・コクが充分に発揮されていない印象を受けます。
その為、最低1日は「ガス抜き」をしてあげる必要があります。
焙煎度合いによっても異なりますが、1日以上経ってくると豆の表面に小さな小さな一滴のコーヒーオイル(豆の油分)が出始めてきます。このコーヒーオイルには、豆の旨味・香りが凝縮されていて、大切な存在です。
そんな日々の豆の変化を観察するのもワクワクします。
豆の種類によっても異なりますが、コーヒーの美味しさがしっかり感じられるのは、大体焙煎して3日目以降のような気がします。
豆によっては、1週間後が美味しかったり、、、、といったケースもあり、これはあくまでも個人的な感想なので、味の変化を愉しみながら自分なりの「飲み頃」を見つけてみるのもいいですね。
今朝の一杯は、ブラジル・アマレロブルボン UTZ。
冷めてくると、一層豆の甘味が強く感じられます。
そんな温度変化による「飲み頃」の発見もぜひ、、、、
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