愛着の湧いたモノは、なかなか手放せないものですね。
カナダでず~っと私の足となってくれていたロードバイク、『ビアンキ君』もそんなアイテムの1つです。
日本へ持ち帰るために梱包しようと、自転車用の空箱をもらいに地元スコーミッシュの自転車屋さんへ。
箱を抱えてトコトコ歩いて家に帰りましたが、ふっと振り返ると、自分もスッポリ入りそうなくらい大きい箱なので、傍から見たらきっと子供が箱を抱えているような感じだったんでしょうね。
そして、帰る便の預け入れ荷物としてチェックイン出来るように、ビアンキ君のパーツを外し、早速もらってきた大きな箱を少し小さくしてみました。
が、、、、
全てのパーツを箱に収めようと、すったもんだして数時間、、、、
結局全て収まりきれず、一緒の飛行機に預けるのは諦めて他の荷物と一緒に船便で送ることにしました。
そうなると、小さくしてしまった箱はもう使えず、再び箱もらった自転車屋さんへ、、、、
2回目となるとちょっと気が引けましたが、思い切ってお店のお兄さんにお願いをしてみると、
「今空箱はないよ。もう一件お店があるからそこに行ってみてはどう?」
との返答、、、、
もう一件の自転車屋さんは少し遠い場所にあり、箱を抱えて帰るにはかなり大変で、途方に暮れていると、、、、、
お兄さんが、わざわざ新しい自転車を出して箱を1つ空けてくれたんです!
その日、お店への2往復&すったもんだしていた苦労が報われた思いでした。
そんな心優しいお兄さんの対応に心からお礼をしたいという思いで、チップを置いてきました。
2つ目の箱は最初のモノより更に少し大きかったんですが、何とも良い気分で足取りの軽い帰路となりました。
北米ではチップを渡す習慣がありますが、習慣だからとチップ渡すのではなく、いつもこんな自然と心から湧く感謝の気持ちと共にチップを渡せたら、、、、気持ちが良いですね。
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