カナダに戻ってくる前、日本の友達から別れ際に頂いたお土産を開封してみたところ、
何とも心がくすぐられるモノが入っていました。
今回はそれをぜひご紹介したいと思います。
それは、石川県の金沢市にある加賀麩『
不室屋』さんのふやき御汁、「宝の麩」。
何故「宝」なのかと言うと、一見最中のようなふやき皮の中には、乾燥させた野菜や可愛らしい花麩などがギッシリ詰まっていて、宝箱のようだから、、、とのこと。
食し方は、ふやき皮の真ん中に穴を開け、お椀の中に添付されたお出汁や味噌と一緒に入れ、穴に向けてそっとお湯を注ぐと中の野菜や細工麩が続々と顔を出して出来上がり、、、という仕組みです。
また、この「宝の麩」の誕生には、海外在住の者にとっては興味深い秘話がありました。
それは、当家5代目当主が見聞を広めさせようと、子供達を海外へ留学させたものの、海外での食が心配だったそうなんです。そこで、子供達の健康を考えた母親は、日本の味を手軽に食べられるように、栄養を配慮した沢山の具をふやきの最中に詰め、おすましの粉末だしを添えて送ったものが、「宝の麩」の元になったというお話。
海外で何年住んでいても、子供の頃から食べ慣れている日本食は恋しいものですね。
こんな目でも愉しめる美味しい御汁、食し切ってしまうのが惜しいくらい魅力的です、、、

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