「ほっ」と。キャンペーン
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実りの多かった日本滞在
瞬く間に約2ヶ月が経ち、日本滞在が終わろうとしています。
コーヒー焙煎に興味を持ち始めたのは約1年前。それは、1人のお客様の声からでした。お店で扱っていたブレンドコーヒーの豆の種類を聞かれた時、きちんと答える事が出来なかった自分がとても恥ずかしく思えたのです。"自信と責任を持って美味しいコーヒーを提供し、ストーリーを伝えられたら・・・" そんな気持の芽生えから、手探り状態での勉強が始まりました。しかし、焙煎に携わりたい、もっと色々な事を知りたいという強い願望の先は漠然としたままだった私は、今回の日本滞在で"何か"を掴みたかったのでしょう。色々な事を吸収したい・・・そんな意欲で帰国。ありがたいことに、セミナー等を通してコーヒーに関わっている方々との多くの出会いに恵まれました。それぞれのスタイルは違っても同じコーヒーに対する思い入れはみんな一緒。良い刺激を受けると同時に、コーヒーへの様々な関わり方を見る事が出来たおかげで、自分の方向性も少しずつ見えてきたように思います。

今感じていること・・・・焙煎は、仕事というより自己表現をして行く生き方そのもの、ライフワークでありたい・・・・。"店" は表現する場としての選択肢の1つとして捉え、形態にとらわれず、焙煎と人に関われることで自分で出来る事から取り組み、一歩一歩前進して行こうと思う。好きな事に熱中し、沢山の経験を重ねて身に付けた知識と技術は、もちろん自分のためであり、また他人の役に立ち世のためになる・・・・そう信じて。

滞在中に時間を作ってくれた素晴らしい友人達、そしてコーヒー繋がりの皆さん、元気と楽しいひと時をありがとう!特にお世話になった平塚の「いつか珈琲屋」の加藤さん、「グラウベル」の狩野さんに感謝の気持を込めて・・・
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by sayoko71 | 2006-06-29 08:05 | Diary | Comments(3)
徳之島コーヒーとの出会い
f0077789_211739.jpg 待ちに待った徳之島コーヒーとの出会いが実現しました!
参加したコーヒーセミナーの先生主催の「徳之島コーヒーを楽しむ会」は、日本滞在中の楽しみの1つでもありました。が、その会は7月に行われるとの知らせを聞き、今月29日に日本を発つ私はすっかり諦めモードに・・・しかし、先生がどうにか都合を調整して下さり、先日駒沢大学駅付近の天然酵母パン屋さん、「グランマ」でお店のスタッフの方々と一緒に、一足早く念願の徳の島コーヒーを味わうことが出来ました。徳之島から届いた豆の苗木は、ブラジルからのティピカ種だそうです。農園は小規模で充分な設備がない為、全ての行程が手作業で行われます。大事に育てられた生豆は、とても綺麗で粒ぞろいです。それを先生がローストし、丁寧にハンドドリップで抽出してくれました。その愛情の込められたコーヒーは雑味がなく、透明感を感じさせながらもしっかりとしたコクのある、美味しい一杯でした!f0077789_21171444.jpg コーヒーを口に含んだ時、徳之島コーヒーに関わっている全ての人々の思いが伝わってくるような気がします。徳之島、農園主の方の思い、そこで育つコーヒーの木々、 etc ・・・に思いを馳せながら、貴重なコーヒーを楽しんだ優雅なひと時でした。そんな素敵な出会いを提供して下さった先生には感謝の思いで一杯です。
「グランマ」の天然酵母のパン達もとっても美味しいですよ。丁寧に作られた味わいは深く、噛めば噛むほど手作りの温もりが伝わってきます。

今回の出会いで野心が芽生えました。次回日本に帰ってきたら、徳之島のコーヒー農園にお手伝いに行きたい・・・・楽しみがまた1つ増えたかな。
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by sayoko71 | 2006-06-27 21:12 | Diary | Comments(0)
バンクーバーでは幻のブルーマウンテン 
さて、今回はバンクーバーではお目にかかれない「ブルーマウンテンコーヒー」についてちょっと触れてみたいと思います。
ブルーマウンテン山脈のあるジャマイカは、1494年5月、コロンブスが2度目の新大陸航路で発見した、カリブ海で3番目に大きな島です。発見当初、"Santiago(サンチャゴ)" と命名されてスペイン領となり、その後1670年、イギリス領になると、ラテンアメリカ先住民族インディオ・アラワク族が"Xaymaca(ザイマカ)=森と泉の島" と愛しんで呼んだこの島を、イギリス風に"Jamaica" と呼ばれるそうになったそうです。
ジャマイカとコーヒーの出会いは、フランス海軍のド・クリュ-が航海の末にパリの植物園から西インド諸島のマルティニーク島へ1本の苗木を運んだのが始まりでした。その後1728年、ジャマイカ総督の手によってマルティ二-ク島から苗木が運ばれ、ブルーマウンテン地区でのコーヒー栽培が始まったのです。17世紀初頭、いち早くコーヒー事業に成功を収めたオランダ、続いてフランスもコーヒープランテーション事業を軌道に乗せ、コーヒーの自給経路を確立していくなか、イギリスは、コーヒー事業への立ち遅れを理由に紅茶事業に着手し、成功を収めていました。そこで、領地ジャマイカでのコーヒー栽培は、市場での競争の遅れを取り戻す為にも重要な意味合いを持っていたのです。
ジャマイカで生産される全てのコーヒーがブルーマウンテンというわけではなく、最高峰、ブルーマウンテンピーク(標高2,256m)を主峰とする、ブルーマウンテン山脈周辺の限られた栽培地域で生産されるものだけが「ブルーマウンテン」と呼ばれます。そのエリア以外の中部山岳地帯で生産されたコーヒーは、品質によって「ハイマウンテン」、「プライムウォッシュ」等と呼ばれています。この「ブルーマウンテン」とは、生い茂るユーカリの木から発散されるオイルのせいで山全体が青くかすんで見えることから、「青い山(ブルーマウンテンズ)」と命名されたそうです。
ではなぜブルーマウンテンコーヒーは高いのでしょう?
その理由の1つとして、ブルーマウンテン地区は傾斜40度以上もあるような場所もあり、機械を取り入れるのは難しく手作業で収穫が行われる為、生産量が限られるということが挙げられます。そしてかつてのブルマン神話・・・初めて日本に入荷されたのは昭和12年頃、高額な取引だった為、僅かな量でしたが高い値段で売るべく考え付いたのが、「英国王室御用達」のキャッチフレーズ。(当時ジャマイカは英国領) ブルーマウンテンの名が付けば高く売れるというブランド特有の現象が起こったのです。実は、その背後にも深い事情があるようです。「キューバ危機」の時、アメリカがこれ以上共和国を増やしては危険と判断し、ジャマイカの輸出品を高く買い取ることで国債を安定させようと思いつき、アメリカの財布(?)日本がブルーマウンテンを買い取るようになったのだとか・・・
ブルーマウンテンを輸入しているのは、日本、イギリス、アメリカだけだそうです。その約90%は日本に輸入されているそうで、バンクーバーではお目にかかれないわけですねぇ。
ブルーマウンテンは、バランスの取れた良質な美味しいコーヒーとして知られていますが、収穫の年によって出来具合のバラツキが生じるでしょうし、個人の好みもあります。コーヒーはあくまでも嗜好品ですので、名前や情報等に左右されず、自分にとっての美味しいコーヒーを探して行きましょう!
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by sayoko71 | 2006-06-25 22:09 | Diary | Comments(2)
Freedom, Treedom, Coffeedom...
f0077789_1063663.jpg 子供の頃の夢は「きこり」になること・・・という程木が大好きな友達に誘われて、高尾山にあるツリーハウスでのイベントに参加してきました!このツリーハウスのプロジェクトにはもちろん彼女も参加し、丸太をせっせと担いで運んでいたそうです。この日は、昼間は自分でキャンドルを作り、夕方からはカリンバ演奏やサックスとピアノによるJazzyなひと時を過ごした後、幻想的なキャンドルナイト・・・というプログラムでした。
ツリーハウスが建てられた場所、高尾も地元青梅に負けず劣らす自然が沢山あります。
まさに"Treedom"は、豊かな木々や緑に囲まれながら新鮮な空気や静寂を"Freedom"に感じることの出来る、自然との共存の空間を表現する言葉としてピッタリですね。f0077789_1065098.jpg
竹を使ってキャンドルホルダーを作ってみました。最初は、緑の外皮を残しておこうと思っていたのですが、少し線でも入れてみようと皮を剥き始めたら終止がつかなくなり、丸裸になってしまいました・・・
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本当に大都会がある同じ東京都内とは思えない程、緑に囲まれた別世界に入り込んだようです。そして、こういった場所での自然との対話は、日常の生活に追われ自分を振り返る余裕のない人々を癒し、何かを問いかけてくれることでしょう。いつか、こんな素敵なツリーハウスの中で美味しいコーヒーを飲みながら、"Freedom,Treedom, Coffeedom..." 感じてみたいですねぇ。
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by sayoko71 | 2006-06-20 10:07 | Diary | Comments(0)
余すところなく・・・
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近所の焙煎屋さんでコーヒーの麻袋を頂いてきました~。バンクーバーに帰ってから開くお茶会に向けて色々考えていた時、麻袋でランチョンマットでも作ってみようと思ったのです。久し振りの裁縫。でも、コーヒーの事となると夢中になれます。お茶会の事を考えながら、ひたすらミシン縫いとアイロンがけの繰り返し・・・出来ました、出来ました、私の力作。
歪みや大きさの多少の違いは、ハンドメイドの味わいと勝手に納得・・・・調子にのって、コースターも作ってみました。裏地は、自宅にあった手ぬぐいを使ったり、「ダイ○○」で調達してきたものです。
コーヒーを余すところなく楽しむ・・・・とってもいい気分です!
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by sayoko71 | 2006-06-15 18:23 | Diary | Comments(0)
地元青梅に素敵なカフェ誕生!
f0077789_9112477.jpg またまた青梅に素敵なカフェがオープンしました!!
ここのオーナーは、以前コーヒーセミナーに参加した時にお会いした女性の方で、偶然同じ青梅在住だったのです。今月上旬についにオープン。先週末、母親と一緒にコーヒーを飲みに行ってきました。店内は、まだ木の香りがプンプンします。カウンター辺りには、昔の民家の柱が使われていて、ドーンとした存在感があります。木の温もりと落ち着いた色の壁は、ゆっくりくつろげる素敵なスペースを創り上げています。
「近所の方々がゆっくりお茶を飲める場を提供したい」というオーナーの希望通り、次々と近所の方が来店されていました。きっと、オーナーの人柄もあるんでしょうね。
まだまだメニューのアイデアに試行錯誤中のようですが、応援してます!私を含め、地元の人達の素敵な青梅の「憩いの場」でいて下さいね。
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by sayoko71 | 2006-06-14 12:08 | Diary | Comments(0)
え~!意外な場所に・・・
f0077789_16141760.jpg ある日、大抵自転車でスーッと通る最寄駅までの道を歩いていた時のこと・・・いつもは、何気なく昔からあるお店の前を通るんですが、その日は、はり紙が貼ってあることに気付きました。(お店といっても、現在は外に自動販売機が置かれているだけで、店内には空のケースがあり、殆んど何も売られていない状態。)
f0077789_16165197.jpg立ち止まってみると、「手作り陶器販売」と書かれてあり、以前は何か売られてたのだろうと思われるショーケースの中に、素敵な陶器達が並んでいるではありませんか!意外な場所に素敵な物が・・・嬉しい発見でした!地元青梅の女性陶芸家の作品で、コミュニティセンターで陶芸教室の先生でもあるそうです。コーヒーカップは3客あり、なかなか選べずしばらくカップ達とにらめっこ。そして、ようやく選んだのはこちら。
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この歪みが何とも言えない味わいをかもし出しています。早く自分でローストしたコーヒーを、このカップで誰かに飲ませてあげたいなぁ~。
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by sayoko71 | 2006-06-10 16:19 | Diary | Comments(0)
Erika
千代田区西神田にある喫茶店「Erika」は、昭和27年からある歴史あるお店。レトロ調の店内全体がその趣をかもし出しています。浅野忠信が出演している映画、「珈琲時光」の中の舞台にもなったところです。この映画は、「Cafe Lumiere」というタイトルで、2年程前のバンク-バー国際映画祭でも上映されました。先月友達を誘い、Erikaを訪れた時に店内をデジカメでパシャリ!その画像をちょっと弄って遊んでいたらなかなか面白いものに・・・
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by sayoko71 | 2006-06-07 17:16 | Art Gallery | Comments(0)
自然のアート
石垣島で見た蝶のサナギの抜け殻。まるでガラスアートのように美しい・・・
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by sayoko71 | 2006-06-06 10:18 | Art Gallery | Comments(1)
数秒差の世界
先週末に行ったロースト第2弾の報告です。
前回書き留めたロースト行程、操作のポイントを復習してイメージを頭の中に叩き込み、お世話になる知り合いの方のお店へ出発!今回は、先日飲んだボリビアのコーヒーが美味しかったので、ボリビアかニューギニアの豆をローストしたいと考えていました。両者の生豆をかいでみると香りが明らかに違います。ボリビアの方が青臭くみずみずしい香り。迷うことなくボリビアを選びました。そしてローストを開始し、1分ごとに温度や豆の様子をチェックしていきます。温度の上昇具合は予定通り。よーしいい感じ・・・と気合と緊張感が交差しながら、豆は2回目のハゼ(豆がパチパチとはぜる)に入ります。もう豆から目は離せません。豆の臭いと色を確かめながらいよいよクライマックスの煎り止め!が、ここで操作にもたつき、釜から豆を取り出すタイミングがずれ、冷却が遅れてしまったのです。煎り上がった豆は予想以上に黒く、フレンチロースト(イタリアン?)になってしまいました・・・
気持ちを入れ直して再度挑戦することに。再び2ハゼの段階になると、自分の心臓の激しい鼓動を感じながら豆の変化に全神経が集中。1回目より約30秒早く煎り上げました。やはり、1回目にローストしたコーヒーの味は、スモークフレーバーが突出しています。
豆は、2回目のハゼが始まると、どんどん変化していくので目が離せません。ほんの数秒違うだけで、同じ豆でも全く異なる味わいのコーヒーになってしまうのです。自分のイメージ通りにピンポイントで煎り上げることがどんなに難しいことかを実感しました。今回の煎りブレを経験し、同じ豆のロースト度合いの差による味の違いが分かり、良い練習になりました。
ロースト段階の進み具合による味の変化を知ることは、個々の豆の性格や、その豆の適切な煎り止めのタイミングを見出すのに欠かせない作業ですね。

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by sayoko71 | 2006-06-05 10:02 | Diary | Comments(0)