バンクーバーでコーヒー抽出器具を探す時、日本国内での品揃えの充実さを羨ましく思うことがあります。日本だったら、色々な選択肢があって選ぶのに悩む程なのに、、、、と。
今、Sawa で飾らせてもらっているお気に入りのドリッパー&カップセットがこちらの波佐見(はさみ)焼。
前回帰国して長崎の波佐見町を訪れた際、ベテラン焙煎職人うつのみやさんから頂いたモノです。まだ未使用で鑑賞用(?)。
波佐見町は、長崎県の中央部にある町で、東彼杵郡に属しています。
その町で焼かれる磁器 "波佐見焼 " は、16世紀末に、大村藩主が豊臣秀吉の朝鮮出兵に参加し、帰国する時に連れてきた朝鮮の陶工によって始められたそうです。
ご近所の佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器、" 有田焼 "の陰に隠れてはいますが、江戸時代から大衆向けの食器を多量に生産されてきました。
ドリッパーやカップも、窯元やアーティストの方々の特徴によって本当に様々です。
お気に入りのカップやドリッパー・ミル等の器具に囲まれたら、コーヒータイムがより一層愉しくなりそうですね。