自分に見合ったエスプレッソ・マシンを求めて色々検索している最中ですが、今の段階までで、『セミ・コマーシャルの半自動』で、『タンク/水道直結式の切り替え可能』なマシンというところまでターゲットを絞りました。
これからもう少し掘り下げて、エスプレッソ・マシンの内部で注目したいモノが、
「ボイラー」や「ポンプ」の種類です。
「ボイラー」には、「シングルボイラー」(ボイラーが1つ)のモノと、エスプレッソ抽出用とミルクスチーム用を別々に搭載した「ダブルボイラー」(ボイラーが2つ)があります。
「シングルボイラー」は、抽出とスチーム兼用なので、エスプレッソを抽出した後にスチームを使う為、スチームに適した温度に上げるまで多少時間を要します。しかし、「ダブルボイラー」は、抽出用とスチーム用にボイラーが独立している為、お互いの状態とは無関係に抽出とスチーミングを連続して行う事が出来ます。
ボイラー容量は、より大きい方が連続抽出しても安定した圧力が維持でき、ミルクのスチーム力にも問題がありません。
そして「ポンプ」。
これには、「バイブレーションポンプ」と、「ロータリーポンプ」があります。
「バイブレーションポンプ」は瞬発力型のポンプで、コスト的な面で主に家庭用マシンに使用されていて、タンク式のマシンに良く見られます。
「ロータリーポンプ」は一定の強さがかかるポンプで、コストはこちらの方が高く、主に業務用マシンに使用されています。主に水道直結型のマシンに見られます。
両者を比較してみると、ロータリーポンプの方が静かで耐久性があり、安定性も上のようです。
メーカーによっては、マシン内のパーツに色々工夫を凝らしているようですが、基本的にはボイラーサイズが大きめで、「ロータリーポンプ」のマシンの方が頼れる存在となりますね。